コメント数: 4, 小説 ID: n487
茶憑支部(未完成)/まつもと

茶憑支部(未完成)/まつもと

(2021年6月8日 9:46:30) [ID: b443b7d4]
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1:ま゛ [2021年6月8日 9:48:50] ID:b443b7d4
少しばかり書き直したよ。
文書力はまぁ、微妙。
自己満足なのでそのつもりで覚悟して読んでください。
ストーリーとか調べて見たりしてるけど矛盾とかある。多分。
2:ま゛ [2021年6月8日 12:46:49] ID:63dd4563
✗年✗月✗日
「ツェツェ兄様に、会いに来たんです。」
L社を訪れたのは、白衣に身を包んだ一人の男であった。金色の髪と、鮮血を彷彿とさせるような瞳。兄弟だと言うにはツェツェのものと似つかない瞳だとトレイターは思っていた。
「あぁ!中に入れてもらわなくて平気ですよ。兄様は、今日は午前仕事に入って、午後は別の人が入るってことで知っていますので。」
「そうか、ここ最近は寒いから風邪引いたりすんなよ」
俺は外で接待させられて…しかもこんな格好で寒い。なんてのは人様の前だからトレイターは言わなかった。彼については、日々の会話の中でツェツェから何回か聞いたことがあった。名前はリヒト、身長は180cm程で21歳。ツェツェとジオーネの弟であり、父が経営していた病院を引き継いで医者をしている。腹部に傷があり、深くはないが広く傷が残っているらしい。
(しかし…常に浮かべられているこの笑みが不気味すぎる。見ていてどこか不安になって……まったく気味が悪い…)
ただ笑っているだけなのに、ここまで人を不安にさせる人はそれほど多くないであろう…
暫くの間、沈黙で過ぎた頃に
「そこに居るのはトレイターか。」
少し離れた場所から声がした。この声は毎日聞き慣れたツェツェのものである。
「それと、久々だなリヒト。来るってのは聞いてなかったから、予想外で驚いたが…用がなければここには来ない。そうだろう?」
トレイターは先程の会話の中で知っているということは、てっきりツェツェにも来るという旨を伝えてから来たのかと思っていたが予想ハズレだった。
「その用ってのは、どんな事なんだ?」
「大したものじゃ無いんですけどね〜…ツェツェ兄様“あの事”まだ引き摺ってそうだから。」
あの事。リヒトの腹に傷が出来た理由となる子供の頃の事件。最も…もう過ぎたことであり、今更話し合う価値もないことではあったが
「そんなわけで、今日はこの辺で切り上げようか。兄様と話がしたいから。」
「…という訳らしい。トレイター、接待ありがとう。…また明日」
3:ま゛ [2021年6月8日 12:48:09] ID:63dd4563
一人と二人は別れを告げ。片方は仕事に戻り、もう片方は帰路を辿る。今日の天気は良くも悪くも曇りで、辺りは薄暗さを増している為に、気分まで薄暗くなってくる。特に二人で歩く道は、空気を重くさせていた。
「変わらないね、兄様は。」
「お前は、変わったな…」
そうかな、そんなに変わった?と言いたげな顔でリヒトはこちらを見ていた。
「昔のほうが、可愛げがあった」
ツェツェは、笑いながら話す。半分は冗談、残り半分は正直のところ、あの事件を起こさなければ今もこの場で、可愛さがあった頃のままでいてくれたのではないか…。顔を見ると今でもそんなことを考える。しかし、事件が起きていなければ今の俺はここに立つことすら出来ていなかったと思う。
あの日俺は、ついカッとなってしまい気がついたときにはもう手遅れだった。
目の前には血を流して倒れたリヒトと、横で恐ろしさに泣くジオーネ。そして、手に刃物を持った俺が立っていた。分からなかった。自分が何をしでかしたのかすらも。記憶が、抜け落ちていた。
「に…さま……」
あの時を思い出そうとすると、頭が痛くなってくる。何故か酷い痛みに___
「兄様!!」
「!!!…すまない、つい考え事に浸ってしまった…」
ちょっと昔からするようになった、一種の癖なんだろう。周りからは『感情を抑えてるからだ』(自我を殺している)とか『チーフとして常に考えて行動してくれている』(信頼感がある)とか言われているが、大体の考えは合っているようで、合っていない。
「全く、暇だとすぐ考え始める。また、あのことを考えていたんでしょう。」
「ぐ…」
「図星ですね。…私は気にしていないと何度言ったら気が済むんですかね…
それに、私がいるのに…」
はぁ、とため息をつき呆れたように話を続けた。
「大体、助かったなら良いじゃないですか。まだ私は死んでないですよ?」
勝手に死んだようなムードにするな、と兄の頬をつつく。「人の頬で遊ぶな」とツェツェは言ったがリヒトはやめなかった。
「今日私が会いに来てなかったら、互いに顔忘れてますよ。私、記憶力良くないんですからね」
「どの口が言う。」
お互いに仕事が忙しくて会える日も少ないし、この世界では必死にならないと生きていけないけど。
死ぬときまで、分かり会えないことはきっと無いだろうから。そんな、持てない希望も…微かに芽生えることが出来たならいいのに。
4:ツェ+フラ [2021年7月3日 23:50:21] ID:fa926057
「…またどつかれてるんですか」

「あぁ、ちょっと痛い」(罰鳥に啄まれるツェ)
「なんででしょうかね、必ずリーダーをどついてますけど…
なんでなんですか?」

「なんでは俺が一番知りたい」(フゥ…とため息をする。)

「…あ、帰っていった」(本当になんでなのか、知りたいがわかるはずもなく。)
「…なんでだろうな」(にこやか)

結局何も解決しなかった___
そして次の日もどつかれる

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