精神世界.星夜

(7は便乗自己紹介の時のイラストのです…)

この世界は私の独壇場だった。
もちろん悪い意味で。

「霊夢、霊夢…」

狂ったように呟き続ける壊れたこの世界で。大きな物に囲まれながら…

そっと風邪の流れに身を任せていた。

「＿＿＿☆」
「××××……！？」


どこからか友人………の声が聞こえる。それの声に釣られて空を見る、曇っている…曇っている？

これは本当に曇り？可笑しい。何でこんなに黒いんだよ！？

いつのまにか巨大な物に囲まれるような感覚がする。
そして不意に鉄の匂いが漂う、本物の独壇場に立つ物の匂いだ。そうだ。これは思い込みじゃない

「フハ…フォハハハハハハハハハハハハハハ！！！」

逃げたって無駄じゃないか！どこに逃げても同じ、また捕まるんだよ！
赤い花弁が舞う。私は笑い続ける。ここは私の独壇場だから。

ここは神社。ただひたすらやることなくお茶を飲み。空を見る。そして友人がここを訪ねて終わる。

「ぷはー」

「今日もいい天気☆」
と言いつつも、空を見ると雲っている。何故いい天気などと言うか。
それは少しでも自分の心は晴れればいいと思っていたからだ。

(何かしらこの花…)
RRMが用意した物なのか。
一つは赤くて美しくも悲しみが出ている。もう一つは白くて小さな花が沢山付いていた。

不意にあることを思い出す
「UDK…遅くない？」

少し不安になる。ハニートラップにかかったような気分だ。
毎日来て、不意に来ないと一日でも不安になる。そして常に視線を感じるようになる。
「まるでウツボカズラね」
「…霊夢ぅ～客は？」
「"UDK"は来てないわ。さ、冷えるし部屋に戻ろう。」
「ｳｰｳﾚｻｾﾊﾞﾄﾐｻﾀﾞ」
でもハニートラップなんかかかってないわ。

＿＿＿＿＿＿＿不意に町の方角からチェーンソーの音がした。…気がする

(新しい鬱絵を描いたら更新するんで感想控えてください)

楽しい。
血は楽しい。
うれしいよ！！

辛い時はね。二つ目の人格を出すんだよ？知らない人に、イメージだけで作られた作り物の人格を！

そしたら、ほらね？
自傷なんてしなくても、血は見れるんだよ！？

壁にたくさん落書きしても、ぜーんぶ真っ赤っ赤！

これをみたらRRMとかICGは怒るのかなぁ？

ま、怒られたら血を出せば、皆ハッーピ！幸福なのは義務！って、私と同じな誰かが言ってた！

「あ、ありゃ＾～…私の店が…SZ、やめてよ！」

「×××××！！」

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ほら、簡単でしょ？ね？

ふわり、と風が舞う。
それと共に生臭さが鼻を擽った、目の前にあるのは肉塊。そして血だまり

「…………わた、し……」

手にはチェーンソーと血。
これは私がやったのか？
知らない、そんな記憶はない。気付いたらここに居たんだ。そう…彼女に告白されたんだ。
花が綺麗で…彼女の茶髪が美しく輝いていて。、そして突然意識が無くなった、
ただそれだけなのに…何で？

「うｯ…！！！」
その臭いと光景に胃から何かが込み上がる

「う"えぇ…っ、ごほ、ごほっ」

思わずしゃがみ込む。

「れい…む」

いやこれは良く見ると"耳"があるし、また別の物か？
そう考えるとまた吐き気が出る。止めよう

ふわりとスカートを揺らしてぺたり、と座った

それはぐるぐると壁を落書きするような、ちょっとした悪戯だ。

そう。まるで幼稚園児がやるようなちょっとした悪戯…

午時葵の花を渡された時のような、
はたまた首に縄を巻くような…、そんな感覚だ。

感銘とは、夢？未来？知らない。そんなもの、捨てた。"あの日"からそんな物は無い。

こんなことを目の前にしてそんなことを考えてる暇はあるの？

私はそっと桑の花とアネモネを彼女に差し出しこう呟く

「私を、愛してくれますか？



魔理沙。」

割と気に入ってるイラスト三部作なので小説化です。(
時間あれば近い内に占ツクにて長編投稿します。
今回は百合はありません
ありません。

暴力、流血、嘔吐、鬱表現注意です