コメント数: 3, 小説 ID: n132
ただボクは従うだけ *アルファ

ただボクは従うだけ *アルファ

(2019年1月24日 20:24:39) [ID: f864efd9]
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3:アルファ [2019年1月24日 20:40:03] ID:f864efd9
「···どうしたの?お母さん···」
「···なんでも無いよ。シャルル···」
そっと頭を撫でれば気持ち良さそうに目を細める。嗚呼···幸せ。
「···別に何とも無いなら良いよォ?でもキミはボクの『大事な食料』なんだから···
 健康には気をつけてよォ?」
口角を上げケタケタと楽しそうに笑う。
「ふふ···解ってるよ♪ダァリン···でも、その時はシャルルも一緒に"美味しく"食べてね♪」
シャルルを抱き締め、ニコリと微笑みかける。そう、ボクらはダァリンの『家族』で『大事な食料』。
誰にも殺されないし、殺させない。
ボクらを殺して良いのは世界でダァリンだけなのだ。
2:アルファ [2019年1月24日 20:32:17] ID:f864efd9
「あの子の記憶を丸ごと消してほしい。」
ボクのダァリン···ジャックは、あまりにもあっさりと言い放った。
理由としては多分この先正気になることが無いと云うこと。だからいっそ記憶丸ごと消して落ち着かせよう
って事らしい。まあ断る理由なんて無かった。ダァリンの願いはボクの願い···ましてや
相手があの子···シャルルなのだから。ボクの一番はダァリンだけど、それと同じくらい
あの子が好きだった。目に入れても痛くない···きっと言葉通りだ。
記憶を改ざんして、ボクらが新しい家族になる···最高じゃないか。だから、ボクは
あの子の記憶を消した。
1:アルファ [2019年1月24日 20:27:08] ID:f864efd9
注意
前回の『ボクにとっては真実だった』の続き的なやつです。
今回もやっぱり自己満なのはあしからず。

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