コメント数: 3, 小説 ID: n158
こうなって仕舞う事は

こうなって仕舞う事は

(2019年3月25日 10:44:53) [ID: 9710df7a]
名前
コメント
3:アルファ [2019年3月25日 11:04:41] ID:9710df7a
アルファ)(タイトル関係無くね···?)
2:アルファ [2019年3月25日 11:04:00] ID:9710df7a
ファルべside
「あはっ···あはは···」
目の前を行く俺の先輩···ビリアは、先程逃げる側にいた姉を手にかけてからずっとこうだ。
頭でも可笑しくなって仕舞ったのだろう···そんな事をぼんやりと考える。
「ファルべ」
急に名前を呼ばれ立ち止まる。
「···どうしてお姉様は私と戦ってくれなかったのかしら。」
「···傷つけたくなかったからだろ。」
「そんなの私だって一緒だよッ!!!」
ビクリと肩が震える。今まで大声を出す事はあっても、それらとは明らかに声色が違ったから。
「どうしてお姉様は私を嫌ってくれなかったの···!?どうしてお姉様は私を攻撃しようとしなかったの···!?どうしてお姉様は私を信じて仕舞ったの···!?」
彼女は俺にすがりつく様に肩を掴むとそのまま泣き崩れて仕舞った。
「····」
_____________
『どうしてお父さんとお母さんが死ななきゃいけなかったの!?どうして···どうして···!!』
______________
遠い日の面影が脳裏を過る。幼い日の、遠い記憶···。気がつけば、俺は彼女をきつく抱いていた。
あの日の様に、きつく、もう離すまいと。弱いのは、俺だって同じ···だから、強くならなきゃ。
_________
『大丈夫だよ姉ちゃん···俺が···俺が···』
___________
「傍に居てやるから。」
1:アルファ [2019年3月25日 10:47:47] ID:9710df7a
あてんしょん
毎回名前書き忘れてすいません。作者のアルファです。今回も企画の
闇堕ち君とお花ちゃんのお話です。
時間的にはお花ちゃんのお姉ちゃんが死んだ直後の話。
それでも良いよって方はどうぞ。

ファルビリを推していきたい···(ボソッ

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