コメント数: 5, 小説 ID: n165
【文アネ】脳の嵐 / もん太

【文アネ】脳の嵐 / もん太

(2019年3月26日 7:52:00) [ID: 32391209]
名前
コメント
5:通行人A [2019年3月26日 9:30:20] ID:7b552780
コメント失礼します
すきです
相良さん大好きです
三上ちゃんくんと先生かわいいです
書いてくれてありがとうございます
コメント失礼しました
4:もんた [2019年3月26日 8:21:40] ID:32391209
.
毎度のことよくわからん ( わからん )
三上ちゃんと先生の微妙な距離感を伝えたかったけどきっと伝わってないな、うん ( 遠目 )
3:もんた [2019年3月26日 8:19:10] ID:32391209


春の陽射しが眩しい。
そんな中新たに私の肩にまた桃色が乗った。
『思ったより撫で肩』

「これは褒めてるのかい?」
「はい。素敵だと思いますよ」
「私遊ばれてる?」
「いいえ。本心です」

全く、変わった子だ。この子と食事でもしたらきっとご飯が進むだろうなあなんて思う。賢いのだ、この子は。
またはらはらと付箋が舞う。それと校庭の桜を重ねては、彼女も此処を旅立つのかと思う。そう思ってしまう。
今まで色々な事があった。
彼女を思いきり叱った事もあるし、彼女を泣かせたりもした。そうしてその分、此処で沢山彼女の笑顔を見る事が出来た。

また何かを熱心に書いている彼女を横目に、私も筆箱から付箋を一枚取りだし、さらさらと文字を連ねた。そして、ぺたりと彼女の鼻先に貼ってやる。

『えがおがステキ』

それを見た彼女は碧色の目をぱっと開いた後、笑顔くらい漢字で書いて下さいよ、なんて眉を下げてへらりと笑った。

彼女は明日、此処を旅立つ。
机に積もった付箋が春の暖かな光に照らされていた。
2:もんた [2019年3月26日 8:03:21] ID:32391209



かさり。私の頬に触れた紙の感触ははらりと舞って机の上に落ちた。

そこには『よく笑う』と相対に腰を据える彼女の達筆の字。
急にどうしたものかと彼女に目をやれば、また何か新たな付箋に書き込んでいる。自棄に熱心にシャープペンを握るものだから、声を掛けるにも邪魔出来なくて。

次は私の手にその付箋がぴたりと着いた。
何々、『指が長くてキレイ』?
またちらりと顔を向ければ、彼女はちょっぴり私に目を合わせて、悪戯っ子の顔をした。


「今日、国語の授業でやったんです。脳の嵐っていうんですけどね。」

「へぇ。でも確かこれ模造紙に貼るんじゃなかったかい?」

桃色の付箋は粘着部の仕事をせずにただはらはらと舞っていく。

「模造紙無いから先生に貼ろうと思って」

彼女は不思議な子である。
1:もんた [2019年3月26日 7:54:09] ID:32391209
△完全に自己満足
▼密先生と三上ちゃん(高3)
▽過去捏造

▲ある日の保健室のお話

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