コメント数: 5, 小説 ID: n197
「あ"」((:燐宛

「あ"」((:燐宛

(2019年4月11日 0:59:25) [ID: dc5bef9e]
名前
コメント
5:燐宛 [2019年4月11日 1:15:46] ID:dc5bef9e
『何でですって?私があんたを買って差し上げたの、感謝なさいな!』
買…、った…?…あぁ、あれの事か。
…「人身売買」。本で見た。
そして、どうやらこの子は、「お嬢様」…らしい。
『でもまさか、四つ目だとは知らなかったわ…、返品よ』
僕の顔に「返品」と書かれた紙を張り付けて、彼女は箱を出た。
4:燐宛 [2019年4月11日 1:09:48] ID:dc5bef9e
『誰って、あんたのご主人さまよ!』
…は?ごしゅじんさま…?何を言っているんだろう。
紅いリボンに銀色の髪。意地悪な笑み。
「な、…で。僕…が…?」
『は!?何を言ってるのか全然聞こえないわ!もう一度!』
「な、んで…ぁ、僕が…?」
3:燐宛 [2019年4月11日 1:06:08] ID:dc5bef9e
『あはははっ』
「…あ…、わ、らいごえ…」
箱の外から、笑い声が聴こえる。
『何こいつ?四つ目じゃん、気持ち悪
~!』
「…だ、れ…?」
2:燐宛 [2019年4月11日 1:03:06] ID:dc5bef9e
僕は僕だ、
他の誰でもない。

ここは、暗い狭い箱の中。
「…あ、れ」
僕は…、何でこんなところに…?
1:燐宛 [2019年4月11日 1:01:07] ID:dc5bef9e
【登場人物】
四ツ目くん。名無し。おとこのこ。
自分の眼がコンプレックス。

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