意味

おしまい

わたしのことを必要としてくれる人なんて誰もいない。

きっと一生みつからない。

誰かの代わりに使われて、いらなくなったら捨てられるだけ。

都合のいい道具なんだよな。

だったら、もういっそ。

やがて、どこにも居場所がなくなった。

でも、二人のうちの片方は、

都合が悪いときだけわたしを利用してくるの。

その二人のうちの片方が居ない時とかね。

酷い話だよね？

わたしって何なんだろ。

何のために生きてるんだろ。

誰のために生きてるんだろ。

嫌悪に耐えられなくなった。

でも大丈夫。だって、わたしもあの人たちが嫌いだから。

嫌われても、怖くない。大丈夫。大丈夫。

だけど、

わたしなんかよりずっと人脈の広いあの人達は、

皆を味方につけた。

少ない味方は誰も居なくなった。

わたし、

学校で嫌われてるの。

同じ部活の子がクラスに二人いて、

二人ともわたしが嫌いなの。

わたしは何にも悪いことしてないのに。

…なんて、言うと思った？

違うの、わたしが悪いんだ。

わたしが我が儘だから。

でも辛いの、共通の嫌悪を向けられることが。