コメント数: 4, 小説 ID: n291
新ひな書き殴り/有月

新ひな書き殴り/有月

(19/08/04 22:36:29) [ID: ea7e07ad]
名前
コメント
4:有月 [19/08/05 0:07:58] ID:4dcaf8d5
【しんひな】
…ざっ、ざっ。…近づいてくる足音だけで、もう誰だか分かってしまう。
「…庭にいたんだ?」
「…いたよ」
「…何してたんだよ」
「…全部、忘れに来た。」
夕焼けに馴染む庭、何もかも忘れられる。不安も、希望も、何もかも。
そんな時間が好きで、俺はよくこの場所に来る。
「忘れたいことってなんだよ」
隣に座り込みながら、新宿は問う。
「…不安になるんだよ、時々。
 俺、明日消えるんじゃないかとか、このまま居られるのはいつまでだろうとか…、
 …ほんとに時々。」
いつの間にか夕日は沈み、夜の気配と、難しい沈黙が流れる。
「…なんて、ごめんな。こんな話して…」
「安比奈はさ、俺のこと信じてないの?」
(前髪で見えないが)とても真っ直ぐな視線を感じる。それに射すくめられて、思わず動けなくなる。
「…信じてよ。言ったじゃん、"存在理由をやる"って。
 安比奈がそれじゃ、なんか俺だけが意気込んでるみたいじゃん?」
ふよふよと視界を飛び始めた蛍の光に照らされて、新宿は微笑みつつ語りかけてくる。
恥ずかしくなってきたので、思わず目線を逸らす。
目の前の水溜まりに映る蛍は、信じられないくらい綺麗だった。
「…ありがと、新宿。」
やっぱり、こいつはズルい。
3:有月 [19/08/04 23:18:42] ID:ea7e07ad
診断より、会話単文

どうしても差してくる夕焼けが眩しくて、思わず眉根を寄せてしまうような夕方。
その日は二人で買い出しにいく日で、買い出しが終わったので帰っていたところだった。
さっきまで弾んでいた会話が、どうしたものかプツリと途切れ、話題を探していた。
この前の運休?それとも大雨の話?
否、ここは遡って昔話でも…
と思考を巡らせて、漸く話を振ろうと思った、その時。
新宿の方を向くと、見計らっていたのか分からないが、瞬間、唇を奪われた。
「…な、なに、いきなり……!」
言いつつ顔が赤くなっていくのは、自分でも十分分かっていた。
「……、安比奈、好きだよ」
さぁ、と風が吹いて、一瞬新宿の目が見えた。
あぁ、何てタイミングだ。
もし、今この場面が少女漫画ならば、俺(主人公?)は、きっとときめいているところだろう。
「なに、それ…」
「…で、安比奈はどうなの?」
「そ………そんなの、俺も好きに決まってるじゃん」
この言葉を聞いて嬉しそうにはにかむ新宿を見て、俺にも笑みがこぼれた。
あぁ、なんていい日なのだろう。
2:有月 [19/08/04 22:50:26] ID:ea7e07ad
あ、新ひな以外も出しますすみません!!!!!(?????)
1:有月 [19/08/04 22:38:12] ID:ea7e07ad
ヴァーッ!こちらの板でははじめまして!
こっぱずかしいブツをチョロチョロとあげていきますので、
お暇でしたら酒の肴にでもしていただけたらと…(?)

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