6:星夜 [2019年12月13日 22:46:18] ID:661f33e0
帰りの駅のホーム。震えが止まらない。
助けて。助けてよ、助けて、助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
ほしい。ほしいよ、くすりがほしい。
くるしい、つらい、たすけて、うさぎさんたすけて、やだ、しにたくない、いやだ、やだ、やだ
からだがふらふらする。
ここはどこ?
ああ、ここがあたしのげんそう。
これはげんかくじゃない。
りそう。
あはっ、あははははははははははははははっ!!
いたい、いたいよ。
大きなどうぶつがあたしにぶつかってきたの。でんしゃさんいたい。いたい…いた……い、よ…………?…………………………
「霧雨に打たれながら…魔法の世界に見せられて、理性を失った可哀想な沙羅双樹…自業自得ウサね…」
5:星夜 [2019年12月13日 22:41:00] ID:661f33e0
注射をしてもらった次の日は最高だった。だから来る日も来る日も注射をした
ちょっと包丁で遊んでたら何故かいじめっ子たちが謝ってくれるし。
皆友達って言ったら友達になってくれた。
そんなある日のこと。ウサギが突然消えた。
4:星夜 [2019年12月13日 22:38:27] ID:661f33e0
「君はいじめにあってるウサ?」
「……んだよ、私を馬鹿にしたいのか。…するならしろよ……」
「そ、そんなつもりはないウサ!君にとっておきの物を紹介したいウサ!」
「私は平気だ…」
ウサギはニコッと笑い、私の腕を力強く掴んで注射器を刺した
「……ッ!?」
「そんな強がりなキミの、み・か・た♪」
気分が上がる。
死にたくない。死にたくナイ!
この快感のためなら生きたい、生きナキャ…
「またほしくなったら来るウサ…この薬は師匠の失敗さ……じゃなくて複製だから無料ウサよ…?」
3:星夜 [2019年12月13日 22:34:23] ID:661f33e0
魔法とか不思議の国とかは好きだ。
キラキラネームとかも憧れてる。私って普通の名前だからな。
だから良く遊園地なんか行った。
友達なんか居ないから一人だがな……
そしたら一匹のウサギが居た。
そいつは私を見るなりどっかいっちまったんだ。
だから追いかけたら、突然止まって私の方を向いた。
2:星夜 [2019年12月13日 22:31:50] ID:661f33e0
………私は普通の女子高生だ。
少し男勝りな態度を取り、……イジメを受けてる金髪少女だ。名前は×××××。
イジメっつても、水かけられたり、弁当ダメにされる程度だがな。
ったく、くだらない……
と言いつつ疲弊してんだがな。
ああ、死にたい…そう言う時もある…
1:星夜 [2019年12月13日 22:27:59] ID:661f33e0
結構前に投稿した不色魔理沙の過去話だけできたので投稿しときます