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【夢小説】霧雨が降る夜に星の文字を。.星夜

【夢小説】霧雨が降る夜に星の文字を。.星夜

(2020年3月8日 11:57:38) [ID: 0419c809]
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12:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:52:57] ID:0419c809
ちなみ夢のパートは大正がテーマになっているのだよ…
夢じゃないのは今で……

いや、夢オチなんてサイテー!

協力してくださった二人には感謝!このような設定で使わせていただきました↓

宮乃
星夜の友人。たびたび店に現れてはちょっかいを出す。

白茶
店のお手伝いさん。割と出来る
11:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:48:36] ID:0419c809
…………
目が覚めた

「……くふぁ……ぁ…なんだ、今の夢。」

僕は目が覚める。フィギュアが机の上に数体、ベッドに近くにはスマホがある。いつもの風景

スマホの電源を付けるといつも通り時計と一緒に金髪の少女が笑っている

「……僕が魔理沙に恋なんて変な夢だ…………って7:25!?ぬわっ!!遅刻ー!!姉!何故起こさなかった!」



今日も君に綴るよ、きっと下手でも伝わると思うから。

おわり
10:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:43:39] ID:0419c809
「はい、お待たせ、新メニュー」
「おー、いっただきまーす………うまっ!?」
「うまい?」
「うん、めっちゃ」

当たり前だ、僕の都合良くする能力を使っているのだから。

その印である紙にはこう綴られている。
『きづいてる
 みんなわからないだけで
 がまんしているだけで、この
 すばらしいきもちにきづいてる
 きみたちのことはおうえんするよ』

と。
9:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:39:00] ID:0419c809
………………
「はぁ~そんなことが?じゃあそれって星夜の恋だよね?………良い男いるのにさぁ」
「…恋…かぁ、かもね、そうかも。」
「男といえば、ほら、最近名が上がってる組織!えーと……」
「鬼殺隊?」
「そうそう、星夜の好きそうな奴いたよ~?金髪の~」

星夜は少し考えた。ああ、あの……確かに好みではあるが…

「あのこはあの黒髪の男の子と結ばれるの!みやのんが一番分かっていないといけないの!分かる!?」
「お…おう…?」

宮乃はチョーカーの余った紐を揺らしながら引く
8:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:34:09] ID:0419c809
「………ではこれでお別れですね、もう、ここに迷わぬよう、これを…」

僕は魔理沙に小さな紙を渡した。
これを持っていればここに迷い込むことは無い。

「おお、さんきゅ、じゃあ……ありがとよ、星夜それから白茶さんも助かったぜ」
「い、いえいえ、」
「では…魔理沙、お元気で……」




幻想郷に戻った魔理沙は紙に書かれた内容を見る…………『きっとこれは初恋ではないのです。』と書いてあった
7:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:26:58] ID:0419c809
「ぷっ」

文字を書き、彼女を帰す用意をしていると突然魔理沙は笑った

「お前、文字下手だな、本当に帰れるか不安になってきたぜ」
「し、失礼ですね、そりゃ自覚はあります…で、でもですね、努力はしているのです、努力は。」
「努力だけでどうにかなるもんかねぇ~」
「白茶さん…魔理沙の頬をつまんでやってください」
「ええ!?いやいや…そ、そんなこと…」

人見知りを発揮し、僕に抱き付く白茶さん、いつものことだから、何も言わなかった、そんな様子を見て魔理沙は笑っていた。
美しい笑顔だった
6:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:22:35] ID:0419c809
数日後、彼女の怪我は治り、事情を聞くことにした

「……神隠し?」
「ああ、戦ってたんだがな…ふっ、とした瞬間ここに居たんだよ」
「神隠し、かぁ…帰る方法…まぁ、なんとかなりそうですが…」

僕には世界を都合良くすることが出来た、メタいことを言えば作者だから当然である能力だった。
ペンを取り文字を書く

「あ、お名前を聞いても?」
「私か?…私は霧雨魔理沙…魔理沙でいい」
「魔理沙、…分かりました」

まただ、また懐かしいような、新しいような……そんな気分になっている。
5:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:17:55] ID:0419c809
「で、でも帰らねぇと…霊夢がっ…ってぇ……」
「…友人を心配したい気持ちはわかりますし、突然知らない場所に来てしまった不安も重々承知します。ただ…その……いや……いいです…白茶さーん、そこのお道具箱取って」
「……はーい。」


道具箱を受けとると、彼女の怪我の手当てをした。彼女の瞳は美しい。瞳だけでなく、顔立ちや髪まで…まるで
"この世の物ではないようで、幻想でも見ている気分"だった。

僕はこの気持ちが一目惚れなのだと、すぐに気付いた。
4:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:12:59] ID:0419c809
いつものように開店準備をし、小豆を煮ていた。甘い匂い…今日はそれ以外にもいい匂いがしていた。

「気分はいかがでしょうか…?」
「あ、ああ…お前のお陰で助かったぜ…もう…いててっ」
「駄目ですよ。お茶にいい成分が入っていても、数日では癒せません」

僕を訪ねて来たのは金髪の少女。金髪というのはここ最近の日本では慣れてきた物ではあるものの、星夜には見慣れない物だ。
さらに奇妙なことに、黒い洋風な服装、とんがりとした帽子。魔法使い、という物らしい。
3:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:07:25] ID:0419c809
「いらっしゃいませー……って……あれ?もしかして………みやのん?」

甘味処、星雷恋華の店主である星夜は来た人物に懐かしさを、そして新しさを感じた。

「星夜のとこの新メニューがさ、すっごい街で有名になってて来ちゃった」
「ゆ、有名?ただの桜餅なんだけど…」
「名前だよ名前……『魔法使いへの初恋』…いつもはドイツ語だとかイタリア語で意味分かんないのに分かりやすいってね……」
「分かりにくくは無いんだけど…そうだね…僕にしては格好つかない名前だとは思うのだが……」

この名前のきっかけは当然あった。
それは数ヵ月前
2:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 12:01:55] ID:0419c809
甘い香りがする。
コトコトと煮える小豆の香り。
僕はこの匂いが好きだ、好きだからこそ、この『星雷恋華』を開いたのだから。

ひっそりとした場所にあるこの店は知られていない、だから僕に何も変化は無かった。知られていないこの店に、奇妙な魔法使いが来る日まで…
1:星夜◆AaCBiK7TlM [2020年3月8日 11:59:05] ID:0419c809
【注意】
・東方の夢小説です。
・恋愛要素は少なめ
・主人公が鬼滅の腐発言します。

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