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不幸な人に素晴らしい死を(第八巻)【不幸人】{月♀}

不幸な人に素晴らしい死を(第八巻)【不幸人】{月♀}

(2018年10月3日 21:00:18) [ID: 3df7fc06]
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10:月明かり♀ [2018年10月15日 20:05:24] ID:ea8af856
青)…あ、あの(((
裏)ねぇ青影くん、もう僕に敬語使うのは止めようよ。堅苦しいから。
青)いや…でも、他人ですし…。
裏)はぁっ?他人?何言ってんのww





お前の親に捨てられても、『兄弟』だから。

裏)今でもお前を恨んでるからね?
青)そーゆーところが怖いです。
裏)んー?コレ言ったの初めてなんだけどなーwどこが怖いの?
青)…表情が。その…



毎回笑って睨むところが。
9:月明かり♀ [2018年10月15日 19:58:18] ID:ea8af856
【青影】
悲しみに溢れていた家庭科室を出ると、黒い者が目の前に現れた。おそらく裏切者だと思った。

青)また…脱落者が増えましたね。
裏)そうだね~。とても良い気分だよ♪
青)あの…遊びの日を15回から10回に縮めてくれませんか?さすがに全員は生き残れないですよ…。
裏)確かにそうだね。全員脱落したらつまんないし。

青)そういえば…今回は脱落してしまいましたね。樹亜さん。
裏)前回は優秀だったのにねぇ~w
8:主催者 [2018年10月6日 21:40:48] ID:c3e0d22e
それを聞いた俺たちは、急いで桐生と鬱木の三人で家庭科室に向かった。
そして、家庭科室のドアを開けると、目の前には、首を吊った樹亜さんが居た。

櫻)オイ…嘘だろ…!?
桐)マジかよ…コレ…。
下)もう嫌…!!怖いよ…辛いよ…。
鬱)樹亜…さん…。

遊びの日は、まだ沢山ある。しかし、脱落者はこれで4名。そして、あと6名しか生き残っていない。全員が生き残るだなんて、無理なことだ。

すると、青影が走って入ってきた。

青)…やはり…遅かったか。
東)どーゆーことだ。
青)監視カメラで、樹亜さんが自分から吊ったところを目撃して、急いで来たんですけど、もう…出遅れ。
7:主催者 [2018年10月6日 21:30:27] ID:c3e0d22e
戻ると、3-Aには誰も居なかった。
すると、3-Bにも居なかった。
廊下など見ても、誰もどこにも居なかった。

櫻)あれっ。誰も居ないじゃん。
桐)本当だ。誰も居ない…。どこに行ったんだ~?

すると、鬱木が走って現れた。鬱木はいつもと違う表情だった。
すると、泣きながら俺の腕をつかんだ。

鬱)さっ、櫻井…桐生……!!
櫻)なっ…なんだよ。どうした?
鬱)あ”っ…あぁぁっ…
桐)…泣いてたらわかんねぇよ。んで、何があった?
鬱)さっき…葵さんと…家庭科室に入ったら…





『樹亜さんが、首を吊って死んでたんだ……』

二人)…!?
6:主催者 [2018年10月4日 16:33:34] ID:f640a191
桐)何でアイツが…?
青)そして、前回経験した三人が…男子二名と女子一名…。この三人の中に裏切者がいるから。
櫻)三人の中に…かぁ…。
桐)見つけるのに苦労しそうだな。

すると、青影は立ち上がり、手をふった。

青)そんじゃあな。今後もせいぜい頑張れよ~。

すると、一気に図書室は静になり、二人で顔を見あった。

櫻)どーする…?戻る?
桐)そうだね。戻ろうか…。
5:主催者 [2018年10月4日 16:28:11] ID:f640a191
櫻)てか、裏切者って誰?お前なら知ってるんだろ?
青)あー、それはねぇ…

青影は、笑みを浮かべて言った。

青)言えないなぁ~wそんなに早く言ったら、つまんねぇじゃんww
桐)つまらないとか関係ないだろ。
青)関係ないけど、俺は面白いのが好きなんだよ。
櫻)なんだよ…それ…

すると、青影は良いことでも思い付いたかのような顔をし、手をパチンと叩いた。

青)あっ。だったら、ヒントなら教えるよ。まず、裏切者を知っているのは、…下坂さんだけです。
櫻)し、下坂さんが…!?
4:主催者 [2018年10月3日 21:28:41] ID:3df7fc06
あのあと、桐生と二人で図書室に来た。そして二人で椅子に座り、机でうつ伏せをした。

櫻)はぁ~っ……また脱落者…か…
桐)これで、三人目。あと7人か…。
櫻)あと何回目?
桐)覚えてねぇ…。

すると、誰かが入ってきた。
横を向くと、青影の姿が見えた。

青)あれ?二人だけー?
櫻)…そうだけど。
青)あーマジかぁ。
櫻)てか、俺たちだけになると口が悪くなるその癖(?)止めたら~?
青)いやwだって、これが元々のしゃべり方なんだけどw
櫻)あっ…そ、そうなんだ…
3:主催者 [2018年10月3日 21:21:55] ID:3df7fc06
鬱)可哀想だよ…本当に。
藤)『あんな姿の樹亜さん…見たことないもん…』
櫻)だよなぁ…。

今にでも樹亜さんを励ましてあげたい。しかし、今の状態じゃあ言っても無駄かもしれない…。

すると、3-Bから樹亜さんの静かな泣き声だけが、廊下に響いた。
俺たちは、樹亜さんの泣き声を聞いてあげることしか出来なかった。
2:主催者 [2018年10月3日 21:16:53] ID:3df7fc06
桐)ん?どうしたんだよ。
鬱)ああ…じ、実はさ…あっ、本人には言わないでね!?
下)で、実は…樹亜さん……





『柊くんの彼女なの。』

その言葉に驚いたあまりに、全員で口を開けてしまった。

桐)アイツら…リアj(((
東)あの二人…付き合っていたのか…。
下)そう。この前も、柊くんの話をしててね、「とてもイケメンで、優しい人でしょ?」とか「私、柊のお嫁さんになりたいの…!!」とか言ってた。

普通この話になると、俺は笑って「うわぁ~リア充かよ~w」と言うが、今の場合はそんなことが言えない。樹亜さんがだんだん可哀想になってきた。
1:主催者 [2018年10月3日 21:08:24] ID:3df7fc06
今日は遊びの日ではないので、平和かと思った。しかし、今朝は平和ではあったが、樹亜さんは一歩も教室に出なかった。

櫻)鬱木、樹亜さんは…?
鬱)出てこない。何度も声をかけても駄目だった。
櫻)そっか…。
下)やっぱり、柊くんが脱落したから…
東)それしかないだろう。

樹亜さん意外全員集まり、話し合っていた。

藤)『でも、なんで柊くんが脱落したら、樹亜さんはあんなに悲しんだの…?』
櫻)ああ。それは思った。

すると、鬱木と葵さんは見合い、そのあと下を向いた。

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