コメント数: 5, 小説 ID: n222
【切爆】これだからよっぱらいは / 洒落

【切爆】これだからよっぱらいは / 洒落

(2019年5月10日 23:06:30) [ID: 1ebc0347]
名前
コメント
5:洒落 [2019年5月10日 23:47:36] ID:1ebc0347
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いちゃいちゃしてるのを書きたかっただけですうへへ
今後も意味不明小説を投下するかもです(((( 需要0 ))))
4:洒落 [2019年5月10日 23:45:44] ID:1ebc0347
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見開く赤にきれいだ、なんて思いつつ無防備なその赤いくちびるに柔らかな口付けを落とす。アルコールの錆びたような匂いと爆豪の甘い香りが混ざりあって不思議な感じだ。
先程より長く、ふれあっていたそこをゆっくりと離せば銀糸がたらりと垂れた。

「だからずっと一緒にいてよ、ばくごー」

目をゆるりと細めてやれば、またザクロは開く。そして俺と同じように細く。
けれどそろそろ終いにしなくては本当に不味い。それに酔っぱらいの戯言に真剣に答えてしまったのが案外恥ずかしくて、じわじわと俺の羞恥メーターは上限を目指していく。
そこに向上心を使ってしまう俺はやはり不器用だ。
ふ、と目を逸らし、彼に変なことを言われる前に缶を片付けて仕舞おうと重い腰を上げる、と。

「なぁ」

甘えた声。
駄目だこれに流されたら俺も共倒れ…


「もうキスしてくれねぇの?」


…これだからよっぱらいは。
折角上げた腰は折れ、生意気なその唇を今度は貪ってやった。
3:洒落 [2019年5月10日 23:33:37] ID:1ebc0347
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「なあ、ばく…っん」

俺の言葉がうるさいと思ったのか。それともキスがしたくなったのか。目の前、ぼんやりと赤く潤んだ瞳を蕩けさせる彼の心境は読めない。
ちゅぷ、と微かな水音を控え目に溢して離れたくちびる。赤く火照ったその顔はやがて静けさを生んで、もう一度しゃっくりを鳴らした。それから、ひとこと。

「…もしものはなしだ」
「もしも?」
「…そう。もしもお前とおれが別れたら、お前はたくさんダチもいるから、生きていけるとおもう。俺より出来た嫁もらって、ガキつくってしあわせになれる」
「何言って…」

「けど。おれはお前しかいない。お前だけだ。

なあ。おれはそんときどうしたらいい?」

悲しさとも寂しさとも言えない哀の色を滲ませた声。赤い顔よりもっと赤い彼のザクロみたいな瞳が俺をすがるように見詰める。どうしたらいい。なんて。
ちがうだろ。俺だって、おれだって。

「俺だってお前だけだ

だからどうするもこうするも、こうやってずぅーーーーっと俺の隣で酒飲んで笑ってたらいい。」

ザクロが目を剥いた。
時計は10時37分を過ぎたところだ
2:洒落 [2019年5月10日 23:21:25] ID:1ebc0347
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「おい、きりしまァ、聞いてんのかあ~?」


爆豪勝己という男はめっぽう酒に弱い。普段は白いその肌を上機嫌に朱に染めて、やけに明るい声で俺の背を叩く。所謂絡み酒ってヤツだ。多分。
当の本人は翌日にはケロッとしているし、昨夜の記憶もすっぽり抜けたように何時もの塩胡椒対応に戻る。まあ付き合い始めてから、塩胡椒に加えて少し砂糖も多くなった気もするが、気もするだけかもしれない。
爆豪勝己は超がつくほどの気紛れ屋で、哀れなことに俺、切島鋭児郎は超がつくほど惚れているのだから。


目の前のまだ新品のちゃぶ台にはビールの空き缶がふたつと焼酎の空き缶がよっつ。
だんっ、と今新たにビールの空き缶がひとつふえた。弱いくせしてどんだけ飲むのだろうか。いくら最近飲んでいなかったとて、これ以上飲んで明日起きれなくなったら大変だ。
ひっく、としゃっくりを溢すタンポポみたいなふわふわの頭を撫でてやる。
そこから覗くあかいあかい耳は、それはもう林檎以上に真っ赤っかで心配になってきた。


「なあ、ばくごー。そろそろ飲むのやめろよ、顔真っ赤だぞ」


「…ひっく」


返事はしゃっくり
俺にどうしろと。
1:洒落 [2019年5月10日 23:08:22] ID:1ebc0347
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▽毎度の如く意味不明
▼ただきりばくがお酒飲んでいちゃいちゃしてるだけ
▽未来捏造
▼当たり前のように付き合ってる
▽切島がカツキに振り回される話

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