コメント数: 7, 小説 ID: n228
【切爆】これだから2日酔いは / 洒落

【切爆】これだから2日酔いは / 洒落

(2019年5月12日 8:45:30) [ID: 4f0126d8]
名前
コメント
7:洒落 [2019年5月12日 9:55:17] ID:4f0126d8
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リクエストこんな感じで宜しいかしらね…()
きりばくたのちい
6:洒落 [2019年5月12日 9:54:03] ID:4f0126d8
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「かわいい、ばくご、可愛い」
また正面から抱き締められて、鎖骨に、額に、頬に、口に、キスの雨が降る。
鍛え方が全く真逆の俺達には体格差も出来て、いつの間にか身長は抜かれ、すっぽりと抱きくるめられるようになった。
いつもならいい加減にしろ、と爆破なりなんなりをお見舞いするのだが生憎今日は二日酔いだ。身体が思うように動かない。畜生。

「はあ、幸せ」
「そうかよ」

一通り満足したのかにっこりと幸せそうに笑う彼に鼻を鳴らす。こちとら全身キスマークだらけだ、当分コスチュームを大っぴらに出来ない。シネ。
そうとは言えど、こいつの笑みは怒れなくなるから不思議だ。惚れた弱味というやつだろうか。少し、俺の顔も緩んできた頃。

「あ。そういや昨日このまんまだったな。」
「は?」
「尻、掻き出してやっから此方おいで」

ぽたりと垂れる白濁。
引き寄せられる身体。思うように動かない身体。
二日酔い…ふつかよい
これだから2日酔いは。

「可愛いなばくごー」

無論会議は欠席したし、そとあと第二ラウンドに突入したのは言うまでもない。
5:洒落 [2019年5月12日 9:39:08] ID:4f0126d8
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「どーせおめえ会議出ねえんだろ」

そういう問題じゃねえ。
抵抗したいのに二日酔いでうまく身体が動いてくれない。されるがままに胸を弄ばれ、項に舌を這わされる。

「ッあ、ァ、はァ…ッも、いい加減…!」

それ以上されたら流石に下も限界になる。
散々いじられてきたそこは既に快感を拾う部位になっていて酷いときなんて胸だけで吐射する始末。
そんな情けないことして堪るかと彼の方へと寝返りをうった。向かい合った目の前には赤い髪を垂らして、普段の快活さからは想像できないような笑みで目を細めている彼。

「ばくご、かぁわい」

一瞬で胸が熱くなる。
そんな顔で俺を見ないで。
4:洒落 [2019年5月12日 9:28:16] ID:4f0126d8
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「おれ…もう今日会議でねぇ。ねる」

ばさり。
再度身体を丸めて布団を頭まで被ればもうどうしようもない気分になって手をぎゅ、と握り締めた。
相変わらず頭は唸るし、胃は凄いことになってるし。まあ体内に関してはあいつの白濁のせいでもあるけれど。いや、ゴムつけんなっつったのは俺だしな…ああああああ!!!!!!!!!!!
くそ。セックスと二日酔いなんてクソくらえだ!!!!!!!!!!!!!!!

「ばくご、拗ねんなよ」

拗ねてねーし。
優しい声が布団越し耳を擽って、いつの間にこいつも布団に潜ったのか、後ろからぎゅ。と抱き締められた。
切島の体温が暖かい。暫くむくれていた俺だったが全て自分が蒔いた種だ。今回はたしかにこいつは悪くない。そう思って抱き締め返そうと寝返りうとうとすれば、不意に快感。

「あッ…!?んン、テメ、どこ触って」

無防備になっていた胸をごつごつした指先が掠めた。ただでさえ昨日ヤりとうしたらしい身体は敏感なのにそんなところ触られたら困る。


いや、俺も悪かっただろうが、お前も悪いだろ。
この万年発情期め。
3:洒落 [2019年5月12日 9:17:12] ID:4f0126d8
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「単刀直入に聞く。昨日俺はなにをした」

「あー、やっぱ覚えてねぇのな。いや昨日のお前は凄かったぜほんと」

凄かったぜってなんだ。
俺はほんとになにをしたんだろうか。まさか取り返しのつかねえことはしてねえだろうな、俺。ここまで自分に自信が持てないのも初めてだ。

「ゴムは」
「つけねぇで、っておめーが泣いた」

「キスマークは」
「つけて、っておめーが言った」

「誘ったのは」
「おめーだな」

死にたい。
このまま埋まらせてくれ。朝日はてらてらと全裸の俺らを照らして、惜しみ無くキスマークを目立たせる。時計は10時37分を指していた。会議は午後からだから関係無いが、流石に死にたくもなる。会議行きたくない。

「いや可愛かったぜ昨日」

もうやだ。
2:洒落 [2019年5月12日 9:08:48] ID:4f0126d8
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「ん…」

俺はめっぽう酒に弱いらしい。
ガンガンと痛む頭は釘を打ち付けられているかのように響くし、胃の中がもうなんか凄いことになっているのは解る。
目の前、高校の頃と比べ余計逞しくなったあいつの背中には何本かの赤い引っ掻き傷がじくじくと並んでいた。
ああ、そうか昨日ヤったんだっけか。
そう瞬間的に思うも、生憎己は一本目の酒を開けてからの記憶が無い。つまりはそうだ。ヤった記憶もないし、どういう経路でそうなったかを俺は何一つ知らない。
今日は大事な会議だった筈なのに何故ヤったのだろうか。切島はそこらへんはしっかりした男だから俺が迫っても明日の俺を想って止める筈なのだが。

そこでひとつの仮説がよぎる。
こいつの固い決意を壊す程に俺が乱れていた…?いや、それはない。と言うかそうでないと願いたい。
けれどその現実をつきつける様に身体は痛むし、見覚えのない噛み傷やらキスマークやらがぽつぽつ。
極めつけ、いつもは腹壊したら駄目だからとしているゴムの痕跡は無く、現に俺の下の孔からはとぷりと白濁が零れていた。

「お。起きたかばくごー」

ベッドをごそごそとやったので流石に気付いたのか煙草をふかしていた切島が此方を向き、目を細めた。
テメエのせいで最悪の目覚めだわ。
1:洒落 [2019年5月12日 8:53:25] ID:4f0126d8
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△毎度の如く意味不明
▲過度ないちゃいちゃアリ(R18未満)
△二日酔いで無抵抗なかつきくんにヤりたい放題のきりしまくん((変換))
▲前作、
『これだからよっぱらいは』(n222)の後日談です

一応、かりんちゃCPリクエストのつもり

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