コメント数: 7, 小説 ID: n95
ぼくらのおちゃかい_まくら

ぼくらのおちゃかい_まくら

(2018年10月28日 13:28:18) [ID: 4245a894]
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7:まくら [2018年10月28日 14:01:03] ID:4245a894
「_ ねぇパパ .、もうこれいらなぁい . 」
「その辺に捨てておきなさい .。」



           _ end .
6:まくら [2018年10月28日 13:58:26] ID:4245a894
一日ももう 終わりに近付いてきた時 .。

一人の男の子が 此処を訪ねました .。
どうやら 男の子は ぼくが目当てのようでした .。

キャップを開けられます .。他の飲み物たちが 恐怖にみち溢れた瞳を ぼくに向けてきました .。

_ 大丈夫 _

みんなが 元気でいてくれるのなら ぼくはそれで良かったんです .。
残り少ないこの時間を 皆には 笑顔でいてほしかった .。

ぐらりと頭が傾きます .。
少しずつ 少しずつ コップに 注がれていきます .。
頭がくらくらして 視界も 薄れていきました .。

それでもぼくは きみたちに怖い思いをさせたくなくて _

光る月を隠すように出てきた灰色の雲は
ぼくらの心情を 表してくれました .。



_ 美味しく飲んで 下さいね .。
5:まくら [2018年10月28日 13:50:17] ID:4245a894
メロンソーダ、カルピス 、珈琲


色々な飲み物が 半日のうちに 心を無くしました .。
4:まくら [2018年10月28日 13:48:46] ID:4245a894
次にやってきたのは 成人したてのお兄さんでした .。
選ばれたのは お茶でした 。

お茶は ミルクティーの様に 抵抗なんて しませんでした .。
ただ ミルクティーと同様に浴びた光は お茶の中を透き通り まるで 抵抗も感情も 何もない心を映し出しているかのようでした .。

_ さようなら _

ぼくたちだけに聞こえたその声と 笑顔のように見えたペットボトルの模様 .。

_ ぁ .、
何か言おうとした時には もう お茶は お兄さんの喉を 通っていました .。
3:まくら [2018年10月28日 13:41:13] ID:4245a894
人混みが出来てきました .。
女性二人が この屋台を訪れます .。
選ばれたのは _ ミルクティ ー でした .。

彼女(ミルクティ ー )は 必死に嫌だと訴えます .。
表面を揺らして 太陽の光をきらきら浴びて .。

_ 嫌だ 嫌だ 。_

その声は ぼくたちにしか 届きません .。

透明のコップを出し 、少しずつ 注がれていきます .。
とくとくと聞こえるその音に ぼくたちは無い耳を済まします .。

ぼくたちだけに聞こえる 微かな彼女の泣き声は
いつしか 二人の女性の笑い声に かきけされていきました .。
2:まくら [2018年10月28日 13:35:29] ID:4245a894
ぼくは 炭酸です .。しゅわしゅわした グレープ味の まぁ あれです .。

今日はお祭りです .。まだ朝方の頃に 主がぼくらを並べます .。

誰が一番飲んで貰えるか いつも競争しています .。

_ と 言うのは 嘘です .。
ぼくたちからすれば 君達の言う飲み物は ぼくたちの中身です 。
中身が無ければ ぼくたちも 何も出来ない .。
仲間と話す事さえ出来ません .。
1:まくら [2018年10月28日 13:28:48] ID:4245a894
※ 語彙力の無い部分が多々ありますが お許し下さい .。

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