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短編BL小説【スキルハンター】[R-18]/華椿

短編BL小説【スキルハンター】[R-18]/華椿

(2020年2月17日 1:49:24) [ID: ac98dd7f]
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12:華椿 [2020年3月12日 1:25:00] ID:8cccccde
激しく尻の孔をひくつかせながら、クロロの一物から勢いよく白濁液が放出された。
クロロ『ふー・・・ふー・・・ んっ……… はぁ……』
反っていたクロロの体から力が抜け、床に倒れこみそうになると、ヒソカが優しく支えた。
その衝撃で、クロロの中に入っているヒソカの一物が更に奥へ入ると、それに合わせてクロロが体を震わせた。
ヒソカ「両方でイッたね? クロロ、すごく器用なんだね♢」
もはや今のクロロの耳にヒソカの声は聴こえていないだろう。
ヒソカが再び腰を動かすとビクビクと体が痙攣した。それに合わせて尻の孔も痙攣し、ヒソカの一物を締め付けながら絶頂した。
動かれる度に、クロロは悲鳴に近い大きな喘ぎ声を漏らした。両の乳頭も限界までそそり立ち、ヒソカに触れられるのを待っているようだ。
ヒソカ「あれ?動かす度にイッてない?」
ズチュン、グチュっと水音を経たせ、クロロに聴こえるように腰を振ると、音に合わせるようにクロロの体が震え、手に力が入っている。
クロロ『あ"っ…んはっ!!………もう…むりっ…』
幾度となく絶頂を繰り返すクロロの体は限界に近づいている。
ヒソカ「甘えてるの?バテるにはまだ早いよ?」
そう言うとヒソカは両手でクロロの腰を支え、力強くピストンした。
ヒソカに支えられていたクロロは、支えがなくなったことにより、再び姿勢を崩し、今度こそ床に倒れた。
クロロ『んっ… だめっ…… ビクンッ』
ヒソカ「まだ、ここ攻めてないでしょ♥」
今度ヒソカが責めたのは、クロロの体内にある前立腺だった。体内から直接擦られることで、クロロに今まで経験し得なかった快楽を与えた。
11:華椿 [2020年3月12日 0:58:12] ID:8cccccde
ヒソカ「ここからは本気でヤろう?」
ヒソカが一物を孔に押し当てると、クロロが制した。が、ヒソカはそんな言葉に聞く耳を持たない。
クロロ『まっ… 待て、さっきとは何かが違って…あっっ……!!』
クロロがヒソカの体を押さえているにもかかわらず、それをものともせず押し退け、一物は一気に一番奥へと挿入された。
ヒソカ「ごめんね♥ 僕、もう我慢してられないんだ。」
そう言うとヒソカは容赦なくクロロの体内をかき混ぜた。
クロロ『んっ… あっ!…ぁ…くっ……あっ♥ ああっんっ』
ヒソカの一物が出し入れされる度に、クロロは全身が痺れる感覚に陥り、彼の意思とは無関係に大きな喘ぎ声が漏れる。
ヒソカ「凄い声だ♤ もっと苛めていい?」
ヒソカはクロロの体内に響くように指で腹を刺激した。
親指を器用に使い、体の外から腸を撫でるようにグリグリといじくる。
クロロ『あ"っ………やめっ…… ん"んっ』
ヒソカ「これでも気持ちいいの?ただお腹を触ってるだけだよ♥」
ヒソカに触れられるだけで体を痺らせているクロロには効果が充分にあった。
ヒソカ「ねぇ、どっちでイキたい?前か後ろか、特別に選ばせてあげる♡」
そんな問いかけをしつつも、クロロが答える余裕をなくすほど激しく体内を刺激した。激しく動くヒソカの腰がクロロの肌にぶつかり、大きな音を経てる。
ヒソカの攻めはそれだけでは終わらず、クロロのそそり起つ一物に手をかけた。
ヒソカ「くくくっ…」
右手でクロロの一物を握り、先端を人差し指で撫でながら薬指で裏筋を擦る。すると、クロロはビクンと体を震わせて腰を反らせた。
クロロ『そこっ…だめっあああっ!!』
10:華椿 [2020年3月11日 5:03:56] ID:6dedb80b
ヒソカ「その顔だよ。今ここに鏡があるのなら君に見せてあげたい。クロロ、今とってもそそる顔をしているよ?」
クロロ『!? 俺はそんな顔をしているのか…?』
クロロは思わず紅く火照った顔を手で触れた。
クロロ『少し、熱いな…(顔が…?いや、体……胸か?)』
体を紅くしたままボーッとしていると、ヒソカは「今度こそ本当にするからね?」と小さく囁き、
クロロの臀部(尻)に触れた。
クロロ『っ!! ビクンッ』
ヒソカの指先がクロロの孔に触れ、一瞬体を震わせた。
クロロ『前戯、するのか…?(さっきまで…なんともなかったのに…なんだ…?)』
ヒソカに孔を撫でられると体が反応する。これがどういう意味なのか、クロロ本人には理解できなかった。
ヒソカ「うん、僕がしたくなったからね☆」
とうとうヒソカが薬指を挿入すると、一気に襲ってきた凄まじい快楽にクロロは腰を浮かせた。すかさずヒソカはクロロの腰を支え、そのまま奥まで中指と人差し指を挿入した。
クロロ『ンんっ!!!っ…』
ヒソカ「そんなにいいの?さっきはこんなに反応しなかったのに?」
クロロ『ふー・・・ふー・・・ これがいいのか、よくわからないが、さっきとは全然違う… 今お前に触られると、常に前立腺を刺激されてるようになる…』
ヒソカはたった二本の指を挿入しただけで淫らに体を震わすクロロを見て、胸が熱くなった
ヒソカ「ん~ 前戯は終わりにしよう。」
9:華椿 [2020年2月26日 1:27:16] ID:0f56e978
ヒソカ「……どうしてこのタイミングで無表情になるんだい?」
ただ無表情で自分を見つめるクロロに、ヒソカは疑問を抱いた。
クロロ『ん?おかしいか? ……こういう時、どんな顔をするのが正しい?』
性行為にまるで興味のかったクロロは、今まで誰かを抱いたことも、抱かれることもなかったため、それらしい顔の作り方が解らなかった。
ヒソカ「ん~ そうだね、こういう時は… 少し困り眉で、目を細めて、僕を誘惑するように見つめてほしいかな♪」
クロロ『こうか?』
クロロは言われた通りに表情を作ってみた。
しかし、それは誘惑すると言うよりも、ヒソカを拒絶し、威圧するような表情だった。
ヒソカ「ん~・・・間違ってないけど、ちょっと違うな… もう無表情でもいいや♪」
ヒソカは少し残念、と言ったような顔でクロロを見ると、優しく足を撫でた。

ヒソカ「せっかくクロロを抱けるんだから、こんなことで時間使ってられないもんね♪」
然り気無く吐かれたその言葉に、クロロは珍しく驚いたような表情を見せた。
そして、僅かに頬を紅く染めた。
ヒソカ「ん?どうしたの?抱かれるのが恥ずかしいかい?それとも…いざ抱かれるってなると、怖くなっちゃったかな?」
クロロ『違う… 名前、呼んだだろ?団長じゃなく、クロロと… お前に名前を呼ばれたら、何故か一瞬顔が熱くなった。』
クロロは顔を背けて淡々と言った。しかし、無表情を装っていたはずのその顔は、クロロも気がつかぬ間に更に紅く染まり、ヒソカを誘惑するような妖艶な表情をしている。
8:華椿 [2020年2月24日 1:17:52] ID:bac6d9fb
クロロ『だから、していいと言ってるだろ?時間がもったいないぞ…』
先程はされるがままにし、クロロ自体は何もしていなかったが、今度はクロロの方からヒソカのズボンをまさぐった。
ヒソカ「そんなにグイグイ来られると、ちょっと焦ってしまうよ♪ さっきはあんなに興味なさげだったのに☆ もしかしてエッチが好きだったりするの?」
最後の一文にクロロは反論した。
クロロ『いや、そもそも俺はそういった行為自体にまるで興味がない。欲しいものだけを手に入れてるだけだ。今までもこれからも、それは変わらないだろう。』
ヒソカ「なるほど… ? 欲しいものだけを手に入れてるだけ?それと、今貴方が積極的なのって関係あるの?」
ヒソカは笑いながらも眉を寄せてクロロに聞いた。
クロロ『お前の一物が欲しくなった。こうやって俺が積極的にならなければお前は萎えて帰っていただろ?』
ヒソカは柄にもなく胸が熱くなるのを感じた。決して表情には出さないが。
ヒソカ「ねぇ、それってエッチに興味あるってことなんじゃ…」
クロロ『黙れ。』
ヒソカが指摘しようとすると、即座にクロロは阻止した。ヒソカに体を弄ばれたからとはいえ、今までまるで興味のなかった行為、しかも男同士の行為を求める自分がらしくなく、少し恥ずかしかったからであろう。
クロロ『前戯はいいから、もう入れろ。』
入れやすいように横になり、再び無表情でヒソカを見つめた。
7:華椿 [2020年2月21日 5:32:26] ID:f4e160e5
ヒソカ「戦闘力が足りないとか、そういうんじゃない… 壊したくない。そう思ってしまうんだ。」
クロロ『……』
ヒソカの表情は、今までクロロに見せたことのない、なんとも言えぬ悲しげな顔をしていた。
ヒソカ「貴方は僕を変えてしまった。僕からナニかを奪って、僕は大好きだった『玩具を壊す』という行為をしたくなくなっている… 貴方は、僕を殺したんだ。」
そう言うとヒソカは服を整え始めた。それを見たクロロは、すぐにヒソカに問う。
クロロ『待て、何をしている?』
ヒソカ「貴方にその気がないみたいだしね、あんな無表情の貴方を抱いても、気持ちよくないかなと思って。すまなかったね、今回はもう諦めるよ。」
ヒソカは切ない表情のまま、無理に笑ってクロロを見た。そんなヒソカを見たクロロは、遣るせない気持ちになり、ヒソカによって中途半端に弄ばれた体を差し出した。
クロロ『…俺が悪かった。お前が一生懸命になっていたのに何も反応しないのは流石に酷いな。だが、あそこまで弄んでおいて、途中で止める方も酷いと思わないか?』
予想だにしない言葉を吐かれたヒソカはクロロを見たまま口を開け硬直している。
するとクロロはヒソカの手をとり、先程散々いじくりまわされた胸部へ押し当てた。
クロロ『聞こえないのか?続きをしろと言ったんだが?』
ヒソカはやっと我に返り、勢いよくクロロを押し倒した。
ヒソカ「なんなんだい… さっきはあんなに無表情だったくせに、急にヤる気になったのかい?本当にしちゃうよ?」
6:華椿 [2020年2月21日 5:09:41] ID:f4e160e5
ヒソカの指が体内をかき混ぜる度に、クロロは最小限に留めた吐息混じりな声を漏らした。
ヒソカ「我慢しないで、貴方の可愛い声を聞かせてほしいな」
クロロ『ふっ……ん…… 黙れ…』
クロロは、もはやヒソカを睨みつける余裕を失っていた。表情こそ余裕に見えるものの、その目は遠くを見つめており、それはクロロにとって冷静さを失いつつあるという証だった。
しかしヒソカはまだそのことに気がついていない。おおかた抱かれるのが面倒になり、ただ遠くを見ているだけだと思っていた。
ヒソカ「団長?どこ見てるのかな? ……あっそ、僕と遊ぶのそんなにつまらなかったか…」
先程までニコニコと笑みを浮かべていたヒソカの表情が一変し、黒々しい邪悪なものになった。
ヒソカ「じゃあ、もう気を使うのはやめるよ。今から団長は僕の玩具だ。壊れるまで遊ぼう?」
ヒソカから放たれる禍々しいオーラに、無反応だったクロロが身構えた。同時にクロロを掴んでいた手が離れた。
クロロ『(今なら逃げられる…)』
しかし、クロロは逃げなかった。ヒソカの一気に放出された禍々しいオーラが、どんどんと小さくなるのを感じたからだ。
ヒソカ「なんてね。貴方を壊すなんて、今の僕にはできそうにない…」
5:華椿 [2020年2月17日 17:36:09] ID:8904012d
クロロ『何をする?』
クロロの曇った表情は一瞬にして冷静に戻り、再びヒソカを睨みつけた。
ヒソカ「とぼけてるのかい?それとも、恥ずかしい?」
ヒソカは自身の左手でクロロの右手を顔の横で押さえつけたまま、空いた手で左足を撫でた。
そのままゆっくりと脚を開かせ、クロロの足の間に座り直す。
ヒソカ「ワオ、貴方のが露になってて、なんとも絶景だ♪」
ヒソカはクロロの穴に触れ、おもむろに中指をねじ込んだ。
クロロ『っ……』
いきなり異物が体内に挿入され、痛みと違和感で眉をひそめ、苦悩の表情を浮かべた。
ヒソカ「痛かった?貴方もそういう顔するんだ。もっと虐めたくなる…」
ヒソカは体内をほぐすことなく、薬指を追加した。
ぐちぐちと音をたてて体内をかき混ぜると、クロロは先程と違って、驚いたような顔を見せた。
しかしすぐに口もとを左手で隠し、耐えるような表情になった。
ヒソカ「今の、気持ちよかったでしょ?男性が一番気持ちいいとこ触ったの★」
クロロ『黙れ… っ……ん…』
冷たい瞳でヒソカを睨むが、頬が淡い紅色に染まっており、その迫力を失った。
ヒソカ「強がりかな?それも可愛いよ…」
4:華椿 [2020年2月17日 4:09:24] ID:ac98dd7f
ヒソカ「解ってくれて嬉しいよ。あとさ、コートの中に何も着てないなんてさ、ヤらしすぎない?これはもう舐めていいってことだよね。それじゃあ…」
ヒソカはわざとピチャピチャと音をたててクロロの乳頭に吸い付いつき、転がすように口の中で弄ぶ。
クロロ『っ…… やめろ…』
ヒソカ「感じてる?」
クロロは凄まじい形相でヒソカを睨みつけた。
クロロ『ふざけるな。感じるはずないだろ?速く放せ。』
クロロの身体能力ならばヒソカから逃げることはぞうさもないが、力はヒソカが勝っている。ヒソカに強く押さえつけられているせいで、クロロは抜け出すことができない。
ヒソカ「嫌なら、暴れるとかそういう行動するものじゃないの?」
クロロのズボンに手を添えながら、股間の辺りを撫でまわす。
クロロ『俺の力では抜けられるはずがないからな。確実に逃げられる隙を見つけるまで体力は温存している。』
ヒソカ「体力温存か、感心だね♪ 今からたっぷり体力使う遊びをするから、温存しててくれればそれだけ長く遊べるね♂」
そう言いながらヒソカは、撫でまわす手を止め、クロロのズボンをひっぺがした。同時にクロロの表情が曇った。
3:華椿 [2020年2月17日 3:52:38] ID:ac98dd7f
クロロ『全く。』
ガクッと肩を落とすヒソカを見ながら、クロロは再び考えた。
クロロ『(何だ… ヒソカの速い鼓動と、俺との接点…? 一体何だ… 俺が何を盗めばヒソカの鼓動が速くなる…?)』
無表情で考え続けるクロロを見たヒソカは抱きしめていた力を緩めて、そのまま優しく床に押し倒した。
クロロ『??』
考え込みすぎて、クロロは自分が何をされたか理解できていない。
ヒソカ「せっかく僕の懐にいるんだから、そういう顔はよそうよ。僕は団長の赤く染まった顔を期待したんだよ?」
クロロ『…は??』
ヒソカはそれとなくクロロに告白したつもりが、クロロは全く気がついていない。
ヒソカ「このまま貴方を犯して、顔を赤くして喘いで乱れる姿を見たいんだよ。団長は、僕の中のナニかを奪って、僕が団長のことしか考えられないようにしたんだ。わかった?」
さりげなくクロロのコートの前を開けると、素肌が露出されて乳頭が露になる。
クロロ『なるほど、わかった。』
2:華椿 [2020年2月17日 3:33:38] ID:ac98dd7f
ヒソカは「当然」と言ったような顔でクロロを見た。
クロロ『一体何故そんなに俺に執着するんだ?俺には解らん… それと、やはり俺はお前から何も奪ってない。』
クロロは指差す変わりに持っていた本をヒソカに向けた。
クロロ『きっとお前の勘違いだろ?』
ヒソカ「勘違い…ねぇ…」
細い目を更に細めてクロロを見つめた。
ヒソカ「僕のコレは勘違いというものなのかな? いや、違うね♪」
クロロの空いている方の手を取り、自分の胸に添えた。
ヒソカ「解る?僕の心音♪ 速くなってるの」
クロロは眉をしかめて言った。
クロロ『随分速いな… 心臓でも悪いのか? これが、俺がお前から何か盗んだって話に関係あるのか?』
ヒソカ「あるさ、動悸が速いのは君のせいだからね♪」
そう言うと胸に当てていたクロロの手を強く引き、クロロを抱き寄せた。
クロロ『!? 何だ?苦しいのだが…』
ヒソカ「・・・解らない…の?」
1:華椿 [2020年2月17日 2:13:19] ID:ac98dd7f
  「君は、僕からナニを奪ったんだい?」
ヒソカから放たれたこの言葉の意味は…
クロロは誰もいなくなった廃墟のアジトで本を読みながら考えていた。
クロロ『俺はアイツから何か奪ったか?スキルハンターで念能力を奪ったわけではない… それに、アイツの口ぶりから奪われたものは本人も特定できていない…』
考えすぎて読んでいた本の内容がわからなくなってきたクロロは、本を閉じてその手で口元を触った。
クロロ『……ヒソカ、そこにいるか? いや、いるんだろう。出てこい。』
廃墟にクロロの冷たい声が響くと、辺りはすぐに静まりかえりシーーンという音が聞こえた。
しばらくすると、やれやれといった表情でヒソカが歩いてきた。
ヒソカ「完璧な絶で気配を消してたんだけどな~ 気づいてたか♪」
クロロ『いや、完璧な絶だった。だが、お前のことだ、近くで俺を見てると思ってな。』

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