コメント数: 9, 小説 ID: n423
短いのまとめ/酸素

短いのまとめ/酸素

(2020年5月18日 2:19:42) [ID: 6d74618c]
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9:酸素 [2020年5月18日 2:25:23] ID:6d74618c
(改行しなくてよかったんだ…感動しちゃった…)
終わり!あとはご自由に!読む人はコメント表示順序の切り替えをしてから読んでください
8:酸素 [2020年5月18日 2:24:25] ID:6d74618c
…ぜんまいの微かな鉄の匂いと、油の匂いとが混ざり合っては鼻につく。神父はぐず、と一つ鼻を啜ってはまた針を刻む時計に目を向けた。

「さて、」

今日も機械仕掛けの神サマにお祈りを。
機械によって象られたその偶像は、扉の閉まる音と足音を体を軋ませ受け止めた。
7:酸素 [2020年5月18日 2:24:03] ID:6d74618c
わっ。
最初に階段から降りてきたのは桃色の彼。何買ってきたの?エンゼルピーチフラペチーノ?それとも、と長い呪文の様なメニューを浴びせかけて反応から有無を嗅ぎ取りがっかりしている。しかし手に渡された氷砂糖の袋を見てぱあ、と顔を輝かせたのは言うまでもない。愛羅も所詮は甘い物に勝てないのである。
次に降りてきたのは黄色の少年。…いや、青年。見た目からしては少年の様なあどけなさを感じるが、しかし風貌はどことなく威厳のあるように感じられる。人一人分の一週間の食事が賄えそうな量の食料品(と思われる袋)の一袋を手に取ると、冷蔵庫に仕舞うためにキッチンの方へと運んでいく。背が足りず引きずりそうになっているのがポイントが高い。後ろ姿に口角が上がるのは隠しきれない。
最後に降りてきたのは紫の男。案外早かったですネー、と胡散臭い笑みを湛えてはもう一袋を手に取って麗の後を追う。神父はおい、と道化を呼び止めてもう一つの小袋を渡した。少し面食らったような顔を二、三秒、のちにありがとうございます、と変わらぬ笑みを浮かべてその持ち手を白く長い指に通し、また荷物を運ぶ作業に戻る。麗とは違い袋に若干の傷がつく事はない。重そうな音を立てる袋を片手で楽々と持ち上げる姿は安定感があるのに、どこか彼だけが異次元にいるように感じ取れた。
6:酸素 [2020年5月18日 2:23:27] ID:6d74618c
…ぎぃ、がしゃ、ぎぃ、がしゃ。軋む歯車は絶えず蒸気機関によって動かされ、油はとうの昔に擦り切れたのが窺える。神父は、その機械仕掛け__彼らにとってはこれが当たり前の景色なのだが__の街を歩いて歩いて、少しばかり入り組んだ路地裏へと足を踏み入れた。
か、か、か、か、今にも歌い出しそうな程に心地良いリズムを刻むブーツには羽の装飾が施されていた。奥に足を進める度に暗くなっていく視界。勿論誰もが不気味と感じるような薄暗さに、彼は怖気づく事もなく無関心のまままだ足を止めずにいる。どこか心ここにあらず、と言ったような目で背景を捉えていたが、赤く『教会この先』と錆びた鉄板に書かれた矢印通り通路を左に曲がっていく。
…距離にして約500m。街から遠く離れた、しかし案の定機械によって描かれていた教会のドアを、神父は嫌な音を立てて蹴破った。

「野郎ども!飯!」
5:酸素 [2020年5月18日 2:23:06] ID:6d74618c
【スチパン】
ただスチパン世界を練習したかっただけです
4:酸素 [2020年5月18日 2:22:41] ID:6d74618c
蚊帳の外に居る道化を見かねたのか、とちょいちょと手招きする黄色。何ですかとそそくさ寄りつつ、指差されたその望遠鏡に視界を通した。
光輝くその惑星は俗に言う満天の星空で、思わず息を飲んでしまう。あれだけ非難していた自分を少し恨んだと同時に、理解できてしまう程人間に染まっている事も、また再確認してしまうのである。このままその光を見続けていると、きっと自分は自分で無くなってしまう気がして。怖くなって、目を背けた。
礼を述べてから再び蚊帳の外へと足を踏み入れたとき、いつもの甲高い声が聞こえる。

「別に未来の事まで考えなくても。今はこのきれーなお星さま見て、『あーきれいだな』、って思ってればいいんじゃないの?」

だから貴方に腹が立つ。微かに唸り声を上げつつも、足を元の位置に戻して、ぼんやりと、ただぼんやりと空を眺めて、僅かなひと時の「人の幸せ」を、ただ甘んじて享受する事にした。
星々は祝福の歌でも奏でる様に、相変わらず先を照らしている。
3:酸素 [2020年5月18日 2:22:21] ID:6d74618c
瞬く星々が美しい、と口々に同居人が告げゆくのを、悪魔は何も分からないと呆れた様に見つめていた。

なんとはなしに、時間と金とが浮いたのでキャンプに行こう!なんて話をした自分が悪かった、と独り言ちる。どうやら悪手に出てしまった様で、特に興味もない天体観測の保護者役をする羽目になってしまったのだ。ああなんたる不運、我が主よ!まあ主なんて居ないんデスけど。
そんな事はともかく、本当に綺麗だと心から感じてその言を発しているのだろうか、と疑問になる程空は暗い。人間には基本フィルターが掛かっているとよく聞くが、この状況がまさにそれであろうか。子供らしいあどけなさを残した二人は置いておいて、あの神父様でさえもそんな希望的観測を通してそのちゃちな光を目にしているのか、となんだかバカらしくもなってしまった。
2:酸素 [2020年5月18日 2:21:57] ID:6d74618c
【星】無題。
天体観測に行っただけの話
1:酸素 [2020年5月18日 2:21:02] ID:6d74618c
あ!スマホからも投稿できるやったー!(万歳!管理人さんありがとう!)
画像の通りスチパンと星の短いやつです
某チャットで書いてるのでアホほど短い

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