コメント数: 3, 小説 ID: n482
青時雨

青時雨

(2021年3月31日 23:49:25) [ID: dfe48a30]
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3:🌿 [2021年3月31日 23:57:42] ID:dfe48a30
【青時雨】
木々の青葉から落ちる水滴を時雨にみたてたもの。

【寒いですね】
月が綺麗ですねの類義語のようなもの。意味は「抱きしめてください」
2:🌿 [2021年3月31日 23:56:21] ID:dfe48a30
拳二つ分の距離。それは手を伸ばせば届くのに、なぜかとても遠いように思えてしまって。
不安を消すようにふ、と小さく息を吐く。
隣の彼は遠くを眺めていて、その横顔はどこか儚く、綺麗で、なにより愛おしかった。
彼は視線に気付いたのか、こちらに顔を向け
「あれ、見てください」
庭を指差し
「青時雨です、」
なんて言って微笑む。その顔はなんとも蠱惑的で、思わず目を逸らしてしまう。
そっと彼の手に自分の手を重ねれば、んふふなんて含み笑いをするものだから、余裕が無いのは自分だけかと少し悔しくなる。
「来年も」
彼は真っ直ぐ前を向いたまま静かに
「また一緒に見ましょうね、青時雨。」
なんて言う。そんなの、
「当たり前じゃないすか、」
来年だけじゃなくて、十年後も、二十年後も、ずっと、二人で見ましょうよ。
彼は頬を赤らめて
「寒い、ですね」
ぽそりと囁くように言う。
あぁ、やはりこの人には叶わないなと思った。
優しく抱き締めれば、嬉しそうに微笑みながら彼も応えてくれる。

五月雨頃の肌に纏わり付くような、じめっとした暑さが嫌いだ。
しかし、彼が隣にいるのならばそんな季節も好きだと思える。
後ろで青時雨がぽとりと落ちた気がした。
1:🌿 [2021年3月31日 23:53:16] ID:dfe48a30
私とTwitterで繋がってる人ならば、絵文字で私が誰なのかはわかると思います。

⚠︎注意⚠︎
※読む人によっては同性愛に見えるかもしれません。
※文章がぐだぐだです。
※とても短いです

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