コメント数: 8, 小説 ID: n475
【悪魔とクズ】本編開始

【悪魔とクズ】本編開始

(2021年2月17日 13:48:27) [ID: 3e982025]
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8:炎 [2021年3月12日 22:37:29] ID:a3fb4012
「ッ!」ドンっと頭を壁に押し付けられ痛みがじんわりと広がる。「お前悪魔だよな...?」「ちょ!まって!暴力反対!俺は人間!人間様だー!!!」やばい咄嗟に尻尾,角と翼しまっておいてよかったまだ嘘を付ける。「チッ....ここは危険だなぜここに入った」「いって~...なんでってその」死ぬかと思ったッ~!!!なにこいつめっちゃ早い!!!人間じゃない!!!「おい...早く答えろ俺はそこまで暇じゃない」
「そうそう!噂のルシファーを一目みたいなと」「残念だったなあいつは俺が○す」「ヒェ...」これはまずい悪魔に相当やられたんだな...ここまでの距離でこんなに殺気を感じたことはない、もし自分が悪魔だと言っていたら死ぬまではいかないが人間と戦闘になるところだった。どちらかと言うと人間は好きだから手は出したくないのだ。

「な、なぁここの住民は?」「...悪魔にやられた...いや詳しく話すとルシファーが復活したのは事実だ。誰がどう復活させたのは分からない、そしてここはルシファーの気によって変わってしまった」「気?」「嗚呼、怒りと悲しみの気で周辺の魔力が弱い人間はその気にやられ人と人とで争い始めたんだ。殺し合いまで発展した時に下級悪魔も入ってきて...まぁこの有様だ。」「じゃあお前は魔力が高くてその影響を受けなかったと...そしてお前はルシファーを討つと」「嗚呼」この男目が本気だ。だが俺の憧れを殺されるわけにはいかない!「俺も手伝う」「は?」「ほら、一人より二人の方がいいだろッ!」「お前に魔力はないと見えるが」「足手まといにならない程度に頑張るからよぉ...おねがい!」「断る」

それから地獄のストーカー生活は始まった。この男が移動する度にひょこっと現れ一緒に行かせてくれと頼み込む。そんな事を永遠と繰り返してたある日あの男は折れた。「分かった、わかったから寝させろ!!!!」
7:炎 [2021年3月12日 22:36:21] ID:a3fb4012
【第一章】
「しゃー!俺様の勝ちって事で!」ここは悪魔のみが入れるカジノでそこそこ稼げるで有名な店だ。人間が作り上げた娯楽は暇つぶしには良い。『おい聞いたか?最近上級悪魔が何者かに殺されてるらしいぜ』『ああ、俺も聞いたぜ..気を付けないとな』アスモデウスはただ単に暇をつぶしに来たわけではないここは多くの情報が流れている。聞きたくもない噂も勝手に耳に入ってくるくらい噂されている話題はこの悪魔たちによって話題は持ちきりだ。

『そうそうそれと最近ルシファー様が目覚めたという噂は本当なのか?』『分からないが、俺もその噂で他に夜な夜なベルゼブブ様を探して彷徨っているらしいな』そうそうこういう情報が入ってくるからこの店は良い。なるほどルシファーか...。久しぶりに興味がそそる話題でアスモは居てもたってもいられず店を出た。

噂の町まで飛んで来たが想像以上この町が酷い事に肩がすくむ。ひどく焼けた匂い...雑魚悪魔達がこの機を狙って人間を食いつくしてしまったのだろうか。

スッと荒れ果てた町の中心となる建物の裏側に降り立つここならすぐに面倒ごとに巻き込まれないと思っていた時も俺にはあった。
6:炎 [2021年3月12日 21:58:19] ID:a3fb4012
「ひゅッ...こほッ」ベッドの上で悪い夢を見ている彼はリルガ・クルス。

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「死なないで....おねがいだからやめて...」「ごめんリルガ...俺もう耐えられない」「いかないで!!!」それはリルガにとっては最悪最低な夢の内容だった。
「ッと...よッ」「だ、誰だ」「俺?んー、まぁ悪魔だよ。お前に頼みがあって夢の中にお邪魔したって訳」「今そんなくだらない話に付き合ってる場合じゃねぇんだよ!こいつが、、、親友が」
「...そいつはもう死んでるんだよ...」そっと親友の死体を持ち上げ砂にした。「ッ!!!」「危ない」リルガはそれをどうしても許せなく悪魔に殴り掛かった。「お前をもっと大切にしてくれる奴紹介しようと思って」「うるさい!どうせそいつも俺の大切なものを壊すんだ...どうせ」(編集済)

「まぁまぁ信じてみろって!」そういった悪魔は笑顔で「そんなやつどうせ居ないし、、嘘だ」「嘘じゃねぇよ」お前は子供みたいだなと悪魔はいう。リルガは夢の中で体があの時と同じ年齢になっていた。夢の中だからありえることだ。
「そろそろ時間ないし次の夢で会おうぜ」「次の夢...」信じてはいないけど 蜘蛛の糸を一本掴んだようで、それに縋ってみようか。思考が巡る。
「んじゃ」「ちょっと!まってよ!」その後からは目が覚め聞けなかった。
はッと目が覚めればじとっと服が汗で塗れていた。気分は最悪...。「あり得るわけ...」かすれた声でそうつぶやいた。


はッと目が覚めればじとっと服が汗で塗れていた。気分は最悪...。「あり得るわけ...」かすれた声でそうつぶやいた。
5:炎 [2021年2月17日 22:51:09] ID:3e982025
ー天使の創造やいかにして天使たちは堕天したかについても語るが、彼自身は自らの意志で堕天したのではないとも語るー

「なぁアンタここは俺の夢だと思うんだが」そう言葉を発するのは ヴィス ・ソリテュード。ここは彼の夢の中。ー「あれ...俺の事見えてるんですか?」ー

「俺は夢を夢と分かるからな、意思はあるが脳が完全に起きるまでは自ら目を覚ますことはできねぇが」目が合うと沈黙が続く。

「お前...天使なのか?」夢の中の相手の姿は天使の姿をし、片手に毒蛇を持っていrる。「...俺は悪魔ですよ」「ほう?」ぱっとみ見た目は天使なのだが彼が言うには悪魔らしい。

「俺は今堕落したんですよお兄さん、僕の姿一番最初に見ちゃったんだね」「気色が悪い事いうなお前が勝手に俺の夢に出てきたんだろうが」言い切った後に視界が段々ぼやけていく。まずい意識が。「俺は アス...ロ....って言います」「わりぃもう意識があっちに....ッ俺は ヴィス ...!ヴィスソリテュード!」「それじゃあまたねヴィス」

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「ッはっ.....今の夢俺前にもう一回見てる気が....二度目も名前分かんなかった....」ごろんと寝返りをうつと横には...当然なにもなかった。なんだつまんねぇ「せっかく面白い事になると思ったのによー!」がばッと体を起こせばいつもの日常がゆっくりと始まっていった。

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「.........ヴィス」「ヴィス俺は待ってるよお前が俺の封印を解いてくれるって」ここは光がない暗闇。いわゆる何もない空間に何千年も閉じ込められている。僕と二度意思を繋げられた彼に期待が膨らむ。ならべく早く見つけてほしいからヒントをあげたんだけど気づくかな。
「....」この空間で思考を巡らせると眠くなってくる、そっと瞼を落とした。
4:炎 [2021年2月17日 22:20:34] ID:3e982025
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「くそっくそっ!なんでだよ この指輪は海に投げた筈!!」「運が悪かったね、アスモデウス。その王の座は再び私の物だ。」「うるせぇ!それがねぇと何もできない奴が!!俺様が引くわけねぇだろ!」「愚かな」

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「ん~...俺も同情しちゃうくらい馬鹿だなぁ今の悪魔」久しぶりに見た夢がこれって俺ちゃんツイてない?と苦笑いしながらベッドから降りる。この男はグレン・フィルラケウス。何をしても完璧にこなしてしまうパーフェクトヒューマンと恐れられている。

「はぁなーんもすることねぇ...あっそうだこの前堕とした悪魔とまた遊んじゃおうかな~いやアイツ喘ぎ声うるせぇからやっぱやーめた」はふっとやる気がすべてどこかに行ってしまったのかそのままのろのろと冷蔵庫から水を取り出した。「あ、今日は買い出し行かなくちゃ」水を取り出す際に食品がほとんど消費していたことに気づいた。「ん?」寝室に戻ると見覚えのない純銀でできたぴかぴかと寝室で一番輝いているのは自分だと言うばかりに隙間から漏れ出ていた夜明けの光を反射し俺の目に届く。「指輪....俺寝室に悪魔連れ込んでないはずだけど...気持ちわりぃな誰のだよ」

ふと思い出す今日の夢。確か間抜けな悪魔がソロモン王の指輪を盗んで海へ放り込んだが指輪を飲み込んでしまった魚が釣られてしまって再びソロモン王に指輪が渡ってしまって王の座をまた取られた....「これってさっきの夢の指輪じゃ」--------
3:炎 [2021年2月17日 21:59:50] ID:3e982025
「ここはあの有名なルシファーが封印されているの、ルシファーは神への反逆をし戦争で負け堕落しサタンとなった。呼び方は人によるけど私たちの地域はルシファーと呼んでいるのよ。封印される際に突然大雨が降ったらしくそれはルシファーの涙と言われているわ」(編集済)

「へぇママは詳しいんだね!けどなんでルシファーは神様に逆らってしまったの?」「それはねパンター...」

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「........夢か」ベッドからむくりと起き上がり長い髪をくしゃくしゃと撫でる。この男の名前はパンター-フェイスフル。悪魔と人間のハーフで幼い時に母を亡くし今はひっそりと治安の悪い場所で暮らしている。

「ルシファー....か」悪魔は嫌いだ、先ほどの母の死は父によって殺されたからだ。心にぽっかり空いたはずの穴が埋め込む物を常に求めている。もし俺が少しでも悪魔の血を継いだら母は死ななかったのだろうかそう悩まされる日々。消えてしまいたい。

『ヒヒッ悪魔達の絶対憧れのルシファー...いやサタン...ねぇ!面白いじゃん』「黙れ、俺の夢を勝手に見るなとあれほど注意しただろ....!くそ...」『へいへい...ふひッ』この不気味な笑い声を発する者は俺の中にいる二重人格の悪魔だ。俺の邪魔ばかりをしてくる人も勝手に○すので手を焼いているのは確かだ。

やっと引っ込んでくれた事にやっと一息。はて、あの夢は確か何年前の記憶か。悪魔は嫌いな筈だが妙にルシファーという語が耳に残った
2:炎 [2021年2月17日 21:38:11] ID:3e982025
「はぁ...っ負けたのか...僕は...僕は」心身ともにボロボロ。今にも膝から崩れ落ちそうになる。苦しい。僕は負けた。「ベルゼブブはどこだ...僕と堕ちたはずじゃ」周囲を見渡すそこは地獄の様に焼かれて今の自分の心の様に荒れ果てていた。

「....っは」反逆は失敗に終わった。唯一の忠誠を誓った蠅の王も僕から離れていったこの神の存在に近かった僕は完敗したのだ。

ルシファーはそのまま倒れこみ記憶が途切れた。

夢を見た。何千年も過ぎ去っていくこの地球をまるで早送りされている様にすべてが見える。誰かが僕をそのまま封印したのだろう、僕はこのままずっと眠る。永久(とわ)に。

-開幕-
1:炎 [2021年2月17日 13:50:48] ID:3e982025
!注意!

キャラの解釈違い。文章が汚い!
ロスト表現あるかも(未定)
誤字脱字。

等々

こんな主催ですがよろしくお願いします!

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